令和7年(2025年)までに,平均引退年齢とされる70歳を超える,中小企業・小規模事業者(以下「中小企業等」といいます。)の経営者は,約245万人,このうち約半数の127万人が後継者未定と見込まれています。こうした経営者が後継者未定の経営から離れれば,当該,中小企業等は,廃業の危機にさらされます。それが黒字企業であって,日本経済を支えるサプライチェーンを構成するときであっても,また,地域の人々に愛され,役に立っているときでも,廃業の危機が迫ります。
また,後継者の定まらない中小企業等は,一般に,後継者が決まっている場合に比べて,業種業態の転換や技術革新等の創造的な投資に対し,消極的であるともいわれます。新型コロナウイルス感染症感染拡大後の時代も生き抜くことが難しいと思われます。
当法律事務所の使命は,時代と社会,そして企業と人のニーズに応えるリーガル・サービスを創造することです。この使命を果たすために,当法律事務所が今,力を注ぐのが,第三者承継・M&Aです。
第三者承継・M&Aの業務を担当する者には,企業経営に精通し,かつ,会社法・民法(債権法)等の法律について深い知識と経験を有し,さらに,税理士・公認会計士,М&Aの専門事業者・金融機関等について広いネットワークを有していること,の三つが求められます。
当法律事務所は,蓄積した資源を全投入して,皆様のニーズや期待に応えるべく,依頼者の皆様との信頼関係を大切にし,ベストを尽くしたいと存じます。