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第3回東アジア倒産再建シンポジウムに参加しました。

10月29日(土)30日(日)の二日にわたって,東京の一橋記念堂においてタイトルのシンポジウムが開催され(主催東アジア倒産再建協会),私も出席して勉強して参りました。M&A,企業価値評価,DIPファイナンス,担保権,レガシーコストおよびクロスボーダー問題という6つのテーマについて,それぞれ90分の報告とディスカッションをするという盛りだくさんな内容でした。
 いずれも大変興味深く印象に残ったのですが,とくに東南アジアの通貨危機に端を発する韓国のIMF危機(1997年)からの劇的な復活とその後の成長のお話でした。これを支えたのが韓国の裁判所が中心となった企業回生の手続であり,その中での回生会社のM&Aであるとのです。
 今の日本の現状を見るとき,危機をチャンスとし,力強く成長する韓国に学ぶべき点も多いと改めて思いました。

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