「民事司法改革グランドデザインシンポジウム」(日弁連主催)に出席しました。 |トピックス|しょうぶ法律事務所 「民事司法改革グランドデザインシンポジウム」(日弁連主催)に出席しました。 |トピックス|しょうぶ法律事務所

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「民事司法改革グランドデザインシンポジウム」(日弁連主催)に出席しました。

3月24日(土),日弁連主催の「民事司法改革グランドデザインシンポジウム」に出席しました。刑事司法の改革が裁判員裁判制度を実現し(その評価は別として),次に取調べの可視化を追及するなど,明確でシンプルに動いているのに対し,民事司法改革の分野は,まさに熱帯雨林のよう,多層・多段階であり,その複雑さに圧倒されました。
 民事裁判に従事することが多い私としては,日頃の裁判業務に直結する問題として,山本和彦教授(一橋大学)が,民事訴訟の実効性の確保として,①証拠収集の強化,②強制執行制度の強化,③拡散的な被害者の救済制度の確立する必要がある,と指摘した点が印象に残りました。
 また,山本教授を含めて何人かのパネリストが弁護士の専門認定の重要性を指摘している点も考えさせられました。

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