2012.12.30
数字
国連分担金は10.83%(2013~2015年),金額では約213億円くらい。
12月26日の新聞各紙によると,国連総会において,2013年から2015年の国連予算の各国分担率が決まり,これによると日本の分担率は10.83%となったそうです。分担率の大きさはアメリカに次いで第2位だそうです。
新聞等では,2012年の日本の分担率は12.53%であったにもかかわらず,これが下がったこと,他方で中国は分担率を3・19%から5・15%に大幅増伸ばしたことが新聞等で強調されています。日本の国際的な地位の低下と中国の台頭を例証するものとされているようです。
しかし,分担金額でみると2012年の場合,国連通常予算の分担金の総額約24億ドルのうち約3億ドル(外務省のHPより),今後10.83%となっても,総額が変わらないとすると約2億5000万ドル,日本円で213億円(1ドル85円として換算)という金額を分担することになります。依然大きな金額です。私たちは増加傾向ないしは減少傾向のトレンドに注目してしまいがちですが,金額の大きさも忘れてはならないと思います。この213億円を日本のため世界のために有効に使う,そのために日本国民がいかにアイデアを出して,汗をかくかが大切だと思います。
新聞等では,2012年の日本の分担率は12.53%であったにもかかわらず,これが下がったこと,他方で中国は分担率を3・19%から5・15%に大幅増伸ばしたことが新聞等で強調されています。日本の国際的な地位の低下と中国の台頭を例証するものとされているようです。
しかし,分担金額でみると2012年の場合,国連通常予算の分担金の総額約24億ドルのうち約3億ドル(外務省のHPより),今後10.83%となっても,総額が変わらないとすると約2億5000万ドル,日本円で213億円(1ドル85円として換算)という金額を分担することになります。依然大きな金額です。私たちは増加傾向ないしは減少傾向のトレンドに注目してしまいがちですが,金額の大きさも忘れてはならないと思います。この213億円を日本のため世界のために有効に使う,そのために日本国民がいかにアイデアを出して,汗をかくかが大切だと思います。