2013.05.09
数字
中部3県の4月の倒産件数,前年同月比11.3%減
東京商工リサーチの調査結果です(5月8日付けの日経新聞朝刊)。4月の愛知,岐阜及び三重県の負債総額1000万円以上の倒産件数が前年同月比で11.3%減少したとのことです。
中小企業金融円滑化法が3月末に終了し,金融庁などは従来の金融機関の支援体制に変化はないとPRしていましたが,企業倒産動向を見る限り,4月では大きな変化はないようです。
しかし,現に,従来は利息の支払だけで元本は一切返還しないでは済んだのに,4月以降,元本の一部の分割払いを求められたという中小企業のあります。
円滑化終了の影響は,この新聞記事では秋頃出てくるとありました。他に,年末の年越資金のあたりが山だとの見解もあります。
(山田尚武)
中小企業金融円滑化法が3月末に終了し,金融庁などは従来の金融機関の支援体制に変化はないとPRしていましたが,企業倒産動向を見る限り,4月では大きな変化はないようです。
しかし,現に,従来は利息の支払だけで元本は一切返還しないでは済んだのに,4月以降,元本の一部の分割払いを求められたという中小企業のあります。
円滑化終了の影響は,この新聞記事では秋頃出てくるとありました。他に,年末の年越資金のあたりが山だとの見解もあります。
(山田尚武)