2013.06.29
数字
発行会社が筆頭株主の企業が上場企業(3月期決算)全体の1割弱
本日の日経新聞の朝刊の記事にありました。自己株式取得が理由だそうです。
代表的な会社法の教科書には「自己株式は,会社の業績がよいと資産価値が増加し悪いと減少するものであるから,リスク分散という投資(余剰金の運用)の目的にはもっとも適しない投資物件である(二重の損失の危険)」とあります(江頭憲治郎『会社法[第3版]』(有斐閣,2009年)239頁)。
二重の損失の危険を冒してまで,自己株式取得を選択する企業が多いということですが,自己株式取得のメリット・ディメリットを十分検討することが大切だと思います。
代表的な会社法の教科書には「自己株式は,会社の業績がよいと資産価値が増加し悪いと減少するものであるから,リスク分散という投資(余剰金の運用)の目的にはもっとも適しない投資物件である(二重の損失の危険)」とあります(江頭憲治郎『会社法[第3版]』(有斐閣,2009年)239頁)。
二重の損失の危険を冒してまで,自己株式取得を選択する企業が多いということですが,自己株式取得のメリット・ディメリットを十分検討することが大切だと思います。