2015.02.16
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東京商工リサーチのHPによると,今年1月の全国企業倒産は、件数(負債額1,000万円以上)が前年同月比16.5%減(143件減)の721件、負債総額は同46.6%減(1,470億7,900万円減)1,680億7,000万円だったそうです。東証1部上場のスカイマーク(株)が民事再生法の適用を申請して話題となりました。
同HPには「金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることや、年末・年明け資金の円滑化が図られたこと、さらに景気対策として実施された公共事業の前倒し発注などが影響した。」との説明があり,他方で,負債1億円未満の企業倒産が全体の7割を占め、依然として小規模企業の倒産が目立ったとのことです。
とはいえ,私の感覚では,金融機関によるリスケにも限界があり,今後の企業倒産の動向は予断の許さない状況だと思います。