最低賃金1000円(全国加重平均)をめざす。いささか旧聞ですが,昨年11月24日の平成27年第19回経済財政諮問会議での安倍総理の発言です。 |トピックス|しょうぶ法律事務所 最低賃金1000円(全国加重平均)をめざす。いささか旧聞ですが,昨年11月24日の平成27年第19回経済財政諮問会議での安倍総理の発言です。 |トピックス|しょうぶ法律事務所

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最低賃金1000円(全国加重平均)をめざす。いささか旧聞ですが,昨年11月24日の平成27年第19回経済財政諮問会議での安倍総理の発言です。

 総理の説明によると,名目GDPを2020年頃に向けて600兆円に増加させるために,一昨年12月の政労使合意に沿って賃金上昇等による継続的な好循環の確立を図るとともに、最低賃金を年率3%程度を目途として、名目GDPの成長率にも配慮しつつ引き上げ,これにより、全国加重平均が1000円となることを目指すとのことです。政府は,最低賃金の引上げに向けて、中小企業、小規模事業者の生産性向上等のための支援や取引条件の改善を図るとも宣言しています。
 名目GDP,2020年頃に向けて600兆円。多くのマスコミや評論家は,絵空事と笑っています。しかし,1960年に池田内閣の下で策定された国民所得倍増計画も,当初,実現不可能と揶揄されましたが,実際は,計画以上の国民所得は増えたと聞いたことがあります。
 名目GDPの大幅なUPなくして,国民の賃金の大幅はUPはありえません。そう考えると,名目GDP600兆円計画,最低賃金1000円(全国加重平均)計画,実現できれば素晴らしいと思いますし,そのために,自分ができることは何か,考え実行したいと思います。

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