2016.05.26
数字
本日の日経新聞朝刊の記事からです。リニア新幹線,東京⇔名古屋の建設費は5兆6000億円。JR東海はこれを銀行借入れと社債という自力で賄うそうです。すごい実力をもっていますね。これを東京⇔大阪間とすると建設費は9兆円だそうです。途方もない数字です。
9兆円となると,JR東海もさすがに自力調達には時間がかかるということで,東京⇔名古屋が開通した後,8年間の空白期をおいて,大阪⇔名古屋に着工するとのことで,自力調達にこだわるJR東海は立派だと思います。ところが,これを待てない政府(関西圏?)は,政府が資金調達に協力することでこの8年間を埋めて,2045年の開通予定を2037年にしたいそうです。政府の資金協力を受けることがJR東海にとってよいことなのかどうか,よくわかりませんが,リニア開通によって,東海道はそう遠くない将来,大きく変わります。
名古屋も偉大なる田舎ということで,名古屋モンロー主義も変わらざるをえなくなりますね。
名古屋も偉大なる田舎ということで,名古屋モンロー主義も変わらざるをえなくなりますね。