2016.07.30
ニュース
顧問会社の皆様との間で「御社の景気はどうですか」「業界はどうですか」とのお話になることが多々あります。日本政策金融公庫の中小企業の景況調査（2016年7月）によると，売上げDI（「増加」－「減少」）は、▲5.1と、前月（▲4.4）から0.7ポイント低下し，マイナスは5か月連続とされています。乗用車関連で低下しているとされます。また，売上げ見通しDI（「増加」－「減少」）も、▲4.8と、前月（▲3.5）から1.3ポイント低下した。マイナスは6カ月連続とされています。衣生活関連で低下しているとされています。
いずれにしても売上げについては弱含みですが，強いところを探してみると，利益額DI（「増加」－「減少」）は、▲1.4と、前月（▲2.0）から0.6ポイント上昇し，販売価格DI（「上昇」－「低下」）は、▲6.0と、前月（▲6.1）から0.1ポイント上昇したそうです。また，従業員判断DI（「不足」－「過剰」）は、9.4と、前月（6.5）から2.9ポイント上昇し，生産設備判断DI（「不足」－「過剰」）は、▲6.4と、前月（▲7.5）から1.1ポイント上昇したそうです。とくに注目すべきは，従業員の不足感が高まっている点ですね。
中小企業の会社経営者の皆様からは，「儲る仕事が少ない」という話と，「儲かっているところとそうでないところの差が大きい」というお話をよく聞きます。
中小企業の会社経営者の皆様からは，「儲る仕事が少ない」という話と，「儲かっているところとそうでないところの差が大きい」というお話をよく聞きます。